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イベント案内と報告

① 松尾鉱山跡地 育樹イベント案内 (第1回目は6月8日終了)
今期計画:7月6日(土)、9月7日(土)、10月5日(土)
いずれも9:30松尾B堆積場集合(アスピーテラインの御在所スノーシェードを30m過ぎた左側の当会のぼり旗の箇所を入る)、昼に解散です。小雨決行です。ヤマナラシの移植、ヤマハンノキ、アキグミの剪定、刈払い、既往植樹木の測定(県立大と共同)などを行います。
 会員外を含め個人・団体の追加申し込みを歓迎します。参加日7日前までに事務所へ申し込み願います。当日飛入り参加も可。

② 中津川上流  間伐運動会案内 計2回+準備日 
  9月21日(土)、10月12日(土)  準備活動は9月14日(土) 
  詳しくはおって案内いたします。


第一回 松尾鉱山跡地再生活動のご報告

今期第一回目の松尾イベントは2019年6月8日(土)に52名が参加して行われました。常連の藤田グループ、興林、刈屋建設、県立大学(17名)のほか、今回は積水メディカルから22名の初参加がありました。天気予報では朝のうち雨でしたので急遽13:00開始に変更し、気温は12℃で涼しかったですが、雨もなく無事開催できました。今回はブナ80本、ウワミズザクラ100本をヤマハンノキの根元に植えました。ガスが出ていたせいかオオジシギ、ヨタカが鳴き、カッコウも歓迎してくれました。

図書CD頒布のお知らせ

森と緑の研究所の村井宏先生(当会顧問)が編集され、17名の研究者が調査して纏められた「甦れ!ふるさとの海岸林」を当研究会から発刊致しました(自主研究制度で支援)。東日本大震災の津波で壊滅状態になった海岸林の被害実態とその後の経過、海岸林の各種被害抑止効果、植樹試験の結果などを掲載した320pに及ぶカラー版です(事務所に見本あり)。本自体は非売品ですが、本の内容・装丁とまったく同じCDファイルを一般の方に1,000円+送料で頒布いたします。CD希望者は事務所まで連絡下さい。

森林・環境フォーラム 大盛況

森林・環境フォーラム 大盛況

「生物多様性の大切さを知ろう」と題した森林・環境フォーラムを2019年1月14日(月:成人の日)に当会主催でアイーナ804号室にて開催しました。聴講者は会場いっぱいの230名を数えました。本フォーラムは「みどりを守り育てる岩手県民会議」、及び「岩手生態学ネットワーク」との共催で行われました。詳しい内容はおって発刊するフォーラム報告書に記載します。

講演 1.当会会長  由井正敏氏「豊かな鳥類群集が木の成長量を決める」
会長の講演は約50年間に亘り岩手県で行ってきた調査研究の集大成で、鳥類による害虫の捕食がカラマツの成長量を2倍にする効果、及びそのことが地球温暖化の基となる炭酸ガス削減に大きく寄与していることを報告しました。 

講演 2.中央大学教授 鷲谷いづみ氏「生物多様性を科学する ー市民科学の時代ー」
鷲谷先生は生物多様性の保全に関するわが国の第一人者で、元日本生態学会会長です。国内外の野生生物の調査や保護に取り組むNPOの活動実態や、データ収集と公開の手法(ネットで「いきモニ」を参照下さい)、市民が楽しみながら参加する中で社会貢献へも寄与していることなどを説明されました。

第80回  研究懇話会 報告

2019年2月9日(土)に、巣子の当会事務所にて15:15から17時まで、二戸市在住の鹿糠久助氏から、「三葉沼のオシドリ」について、25年に亘る観察結果をご講演頂きました。オシドリはメスが強くオスは常に一歩下がってつき従う。他のメスが託卵し、最大28羽が1つの巣箱から巣立った。巣材は用いないが毛綿を卵にかぶせて食事に行く。オスは餌を運ばない。オシドリ夫婦かどうかはまだ不明であるが、オスが2羽付いて飛ぶことが多いなど、20名の参会者が興味深く聴講しました。

 

今秋(2018年)のイベント終了報告

今秋(2018年)のイベント終了報告

○松尾鉱山跡地 育樹イベント

9月8日には16名が参加し(写真1)、6月9日に植えたヤマナラシ(挿し木50本、根吹苗48本)の測樹とハンノキ類の剪定を主に行いました。挿し木苗は前回ニュースのとおり成績が悪く生存は1本のみでした。10月6日には14名が参加し(写真2)、生存するヤマナラシへの忌避剤塗布を行いました。根吹苗(根を掘り出して移植したもの)の大苗は生存していましたが、小苗は落葉しているものが多い状況でした。来春にならないと生死は不明です。その他、ハンノキ類、アキグミの剪定刈払い、既往植樹木の測定や実生苗のコドラート調査(県立大と共同)を行いました。

  

  写真1 2018.9.8 松尾    写真2 2018.10.6 松尾

 

○野鳥保護区イーハトーブ盛岡 猛禽類保護のための間伐運動会

当初、準備活動として予定していた9月22日(土)は雨天中止となり、9月29日(土)から、今年の活動を開始しました。この日は、当会と野鳥の会もりおかを中心に18名が参加し(写真3)、昨秋新設したノウサギ隠れ家の利用状況(ノウサギフン数個が入り口周囲で確認された)や伐開区でのシカ等のフン調査(シカ、カモシカフン多数確認)、シカ柵1基の建設、階段設置などを行いました(写真4)。山仕事くらぶの皆様には、下刈り、木杭の製作などを手伝って頂きました。

メインイベント1回目の10月8日(月;体育の日)には16名が参加し(写真5)、伐開区の下刈り、林内の枝打ち、シカ柵1基の建設、及び注意喚起の看板立てなどを行いました。2回目の10月13日(土)には、野鳥の会本部から田尻氏も参集し総数17名(写真6)、シカ柵1基追加、ノウサギ隠れ家の改修、下刈り、枝打ちなど盛り沢山の仕事をやり遂げました。作業中、クマ、シカ、カモシカ、クマタカ各1頭に遭遇しました。

シカ柵の設置は、今後シカがますます増加して、イヌワシの餌であるノウサギの食べる草木を食い尽してしまうのを防ぐためです。その効果検証のために、11月3日にセンサーカメラを4ヶ所にセットし、12月2日に5名で点検した結果、カメラにはツキノワグマの親子連れ3頭(写真7)、シカが一度に5頭(写真8)のほかカモシカも2頭写っており、特別保護地区であることを実感しました。シカは高さ40cmの鉄条網の下をかいくぐっているので、来年はさらに縦横に柵を補強する必要があります。なお、センサーカメラは当会賛助会員の日林協東北事務所のご好意で借用しました。

  

写真3 2018.9.29  間伐運動会の準備  写真4 2018.9.29シカ柵第一号建設

 

写真5

   2018.10.8

   1回目メイン間伐運動会

 

 

 

 

 

 

 

写真6   

 2018.10.13

2回目メイン間伐運動会

 

 

 

 

 

 

 

写真7 シカ柵の前で戯れる

ツキノワグマの家族

2018.11.15

 

 

 

 

 

 

 

写真8 シカ柵をくぐって来た

シカ家族5頭 2018.11.19