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第82回 研究懇話会のご報告

 3月28日(土)15:00から、滝沢市に会社のある古澤洋将氏(炎重工代表取締役)を当会事務所にお招きし、「魚類と生体群制御®の活用」と題してお話しいただきました。®印は商標登録マークで「生体群制御」と言う表現が登録されています。食糧生産分野の自動化を図るため、ロボット、センサ-などを活用した先端技術を開発する会社です。本日のメーンの話題は魚類ですが、鳥獣害の防御対策にも携わっているとのことです(古澤さんは写真のスクリーン中央下)。

 網囲いの手間を省いた海上牧場を創るため、微弱な電気刺激で魚の群れを誘導して、網囲い無しで養殖する斬新な技術を開発し、いよいよ現地試験に着手する予定です。魚種や体の大きさで反応が異なり、大型魚の抵抗が大きいので効きやすい。大船渡市に生息するサルがシイタケを荒らすので、大音響の不協和音を放送したところサルが来なくなったこと、スズメにも効いたがカモメ類には現状では効いていないとのことでした。会場からは風車へのコウモリ類衝突防止のための50KHzのブレード装着笛の開発、ため池の外来魚の捕獲に活用できないか等の意見要望が出されました。炎重工の業務は当研究会の活動に密接に関係していることが分かり、今後の発展を期待致します。
(編集部コメント)魚類誘導技術は今後盛んになる洋上風力発電基地に集まって来る魚類を逆に追い払うことで、魚を取りに飛来して風車に衝突してしまう希少鳥類を守る技術に使うことが期待されます。その他余談ですが、最近のTVでセンサ感知器から20KHzの超音波を流すとイノシシやシカが逃げる様子が放送されていました。